大正3年(1914)に開園した箱根強羅公園は、桜、つつじ、あじさい、紅葉、バラなど様々な花が愉しめる、点茶体験、陶芸・吹きガラス体験、植物園などの施設も充実しており、1日過ごせる箱根の観光スポットです。

蛇骨川上流にかかる「千条の滝」は、高さ3m、幅12mあまりの小さな滝ですが、ハイカーの憩いの場になっています。この周辺は春には桜が咲き誇り、見事な風景が見られます。

明治時代に小涌谷温泉を開墾した三河屋旅館の創業者が東京の大久保公園からつつじをこの土地に移植して「つつじ園」を造り、三河屋旅館の裏山の名前をとって「蓬莱園」と名付けられました。

岡田美術館は箱根・小涌谷にある美術館です。日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品を収蔵しています。5階建ての広い会場に、掛軸や屏風、やきもの、土偶や埴輪、蒔絵、仏像など、さまざまな美術品を展示しています。

四季折々の雄大な自然が愉しめる箱根。彫刻の森美術館は、その大自然を生かして1969年に開館した、国内ではじめての野外美術館（オープンエアーミュージアム）です。箱根の山々が望める70,000㎡の緑豊かな庭園に、近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。

箱根外輪山の中では穏やかな山容を誇る明星ヶ岳（大文字山）の山頂からは、強羅や宮城野が一望に見渡せます。